【東久留米市】『黒潮屋』は「出没!アド街ック天国」にも紹介された、幻の「柳久保小麦」を使ったラーメンを食べられるお店です。
『黒潮屋』は2019年8月に「出没!アド街ック天国」にも紹介された、幻の「柳久保小麦」を使ったラーメンを食べられるお店です。「柳久保小麦」は1851(嘉永4)年、東久留米市柳窪に住む奥住又右衛門(おくずみまたえもん)が、旅先から持ち帰った一穂の麦から育てたと伝えられています。
その小麦が良質であることが評判となり、「又右衛門種」・「柳久保小麦」と呼ばれるようになり、やがてはうどん用としても人気が高まりました。
また、柳久保小麦は病気に強く麦の草丈が高いために、農家の藁葺き屋根にも利用されましたが、草丈が高いことから強風によって倒れやすく、栽培に手間がかかる上に、他の品種と比べると収穫量が少ないため、1942(昭和17)年には、いったん生産が途絶えてしまいます。
やがて月日が流れ、奥住又右衛門の子孫にあたる奥住和夫氏が、1985(昭和60)年頃、柳久保小麦を復活させて東京に広めたいと願い、農水省生物資源研究所に保存されていた種子を譲り受けて栽培を開始し、やがて柳久保小麦は復活しました。
店内の壁に貼られたメニューの中には注意書きとお店の新型コロナ対策についての貼り紙がありました。
『黒潮屋』は麺の太いメニューが多いので、多少ゆで時間がかかったりするようです。
また、丼物のふちが大変熱くなっているそうなので、火傷にはご注意ください。
今回注文したのは黒つけ麺塩(極太麺)と「黒ボナーラ」です。
黒つけ麺塩の麺は極太麺にしたのでゆで時間が多少長くなり、10分くらい待って「黒つけ麺塩(極太麺)」が運ばれてきました。
つけ汁は魚介と豚骨を合わせたような感じで、岩海苔がつけ汁の中に甘みを出しています。
モチモチとして弾力のある麺は、例えるなら細めのうどんのような食感でした。
「黒ボナーラ」はいわゆる「油そば」や「まぜそば」と言われるもので、麺は太くて弾力のある麺で、魚介系のタレと上にまぶしてある海苔を麺に絡めて食べます。
味変用にゴマ油とラー油もありますので、最後まで飽きずに完食出来ました。なお、『黒潮屋』では車は近くのコインパーキングに停めることになります。
駐車料金を一部負担していただけるので、必ず駐車証明書をお持ちください。
皆さんも『黒潮屋』で東久留米特産の柳久保小麦を使った麺を食べてみませんか?
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