【東久留米市・清瀬市】新型コロナウイルス感染拡大の影響と緊急事態宣言により、献血協力者数が連日減少しています。
『日本赤十字社』は新型コロナウイルス感染拡大の影響と緊急事態宣言により、献血協力者数が連日減少していると発表しました。
現在は需要と供給を管理する広域事業運営体制を展開し、安全な血液製剤の安定供給を維持していますが、関東甲信越地域では7月12日~8月8日の計4週間において、400mL献血者数の必要人数89,162人に対し、実際の協力者数が82,871人となっており、献血者の減少が続いているとのことです。
7月12日~8月8日までの計4週間で、必要人数に達した日は2日間のみとなっており、平日だけでなく、休日も必要人数を満たさないというのはあまりないことようで、原因として「新型コロナウイルス」の感染拡大や「緊急事態宣言」等による外出控えや献血バスを配車する団体献血の中止が影響しているものと考えられています。
献血ルームでの献血者が減少し、厳しい状態が続いています。
また、首都圏を中心に献血バスによる団体献血の中止が増えてきています。
振替の会場を探したり街頭などで献血を実施していますが、コロナ禍に加え、猛暑の中で街頭献血の協力者が少なく、安定的な血液の確保が困難な状態が続いています。
今後も「緊急事態宣言」の拡大や「まん延防止等重点措置」の適用により、他の地域でも団体献血の中止が増えていくことが予想されています。
献血は政府が示した「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」において、献血は緊急事態宣言下であっても継続が求められる事業となっていて、国や都道府県及び市区町村と連携して実施している事業です。
献血を目的とした外出は不要不急の外出に当たらず、国民の医療を守る必要不可欠な行動です。
もし学校や会社の近くに献血ルームがあったり、献血バスが来る予定がある方は、献血に足を運んでみてはいかがでしょうか?
※献血ルームを利用される場合は一時的な密集を避けるため、予約献血が推進されています。