【清瀬市】今年も柳瀬川回廊の『中里緑地保全地域』でホタルが飛ぶ季節になりました。
2020年の「ホタルのカレンダー」から、今年も『中里緑地保全地域』でホタルが見られる時期になったと思い、夜の『中里緑地保全地域』に行ってきました。
※今回の記事の写真は、「見づらい」・「わかりにくい」ものがありますが、ホタルは強い光を嫌うので、ライトやフラッシュを使用出来ない事をご了承ください。
「小金井街道」から『中里緑地保全地域』へ行くと、舗装された道と木道の分かれ道がありますが、この分かれ道はどちらを進んでも構いません。
ここから少し歩いていただくと、ホタルが見られる場所に出ます。
「ホタルのカレンダー」が貼ってある看板には小さなライトが付いていて、この光で写真を撮りました。
「ホタルのカレンダー」には確認されたホタルの数が書かれています。
ちなみに写真を撮った日時は2021年6月6日の20時ちょっと前になります。
こちらで見られるホタルは「ヘイケボタル」で、早ければ5月の下旬ころから見る事が出来ます。
観賞場所にはホタルの世話をしているボランティアの方もいらっしゃいました。川は水流の強さが違う流れが二つあり、「ヘイケボタル」用と「ゲンジボタル」用と分かれています。
なお、奥の雑木林側の緩やかな流れは「ヘイケボタル」用、手前の木道側の早い流れは「ゲンジボタル」用となっています。
今は「ヘイケボタル」しかいないのは、「歴史と違い、ここでは源氏(ゲンジボタル)が負けて、平家(ヘイケボタル)が勝っちゃった」とボランティアの方が仰っていました。
暗闇の中、「ヘイケボタル」の小さい光が見えました。
今年(2021年)は去年よりホタルの数が少ないらしく、最高で19匹程で、今年のピークは過ぎて数が減り始めているそうです。
ホタル観賞の際は「強い光を出さない」・「大きな声や物音を出さない」・「ゴミを放置しない」・「ホタルを捕まえない」といった事に注意してください。
新型コロナウイルスの感染症対策の他に「ホタル観賞のマナー」もしっかりと守ってください。
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